盟友 Takuro Higuchi が八王子上野町にレコードショップ、道程レコードを構えて早1年半。
DJでもある彼のセレクトは HOUSE や TECHNO が多いが、どれもレーベルから直接取引して取り揃えているものが多く、国内でもあまり流通していないこだわりのレコードも数多くある。
道程レーベルとしてカセットテープでのリリースや、ハンドメイドの読み物など、その幅広い活動が発信地としてのなんともいえない良い匂いを漂わしている。
今回俺から紹介したいのは、現行での Roots Reggae といえば、スペインのLone Ark こと A-Lone Productions の新譜。
多分このレーベルも国内流通はまだ少ないと思うが、アナログサウンドのヴァイブスをとても大切にしていて、全てがバンドアンサンブルのサウンドでレコーディングされている。
もちろん録音クオリティーも素晴らしい。まさに今聴きたいRoots サウンド。
Bob Marley & The Wailers から世界に届けられた Roots Reggae はコロネーション2020を迎えさらに重要なものへと育っている。
一音楽のジャンルだけでは語れない Reggae の魅力は、知れば知るほどその魅惑な世界がどんどんと広がっていく。そんな Reggae Music の第一歩にもオススメのレーベル。
最初の出会いは町田 UP DOWN RECORD のYO-JI氏に紹介してもらい、Clive Matthewsの7インチ “Jah Live”
Strictly Rootsとはまさにこのサウンドという、今にも踊りだしたくなるミリタントビートに心打たれまくった。
惜しくも UP DOWN RECORD は一時閉店をしているが、そのバトンは着実に次の世代に渡っている。
音楽との出会いはまさにガイダンスで、インターネットでもレコードは買えるが、そういった出会いは足を運んでこそ巡り合うものかも。
足がなくても、そこは気合いで!
音楽最高!!
もちろんレゲエ以外も最高!!!
以下、道程レコードからの紹介
【A-Lone Productionsについて】SpainはSantanderにてRoberto Sánchezが運営するstudio兼label、Lone ArkことA-Lone Productions。同時にstudioに出入りするアーティストの作品やレーベルのdubwise(remix制作)、そしてdistribution(配給)の役目も担うという理想的な運営のかたちを実現した、今日において世界のRoots Reggaeシーンの中で非常に重要な役割を果たしていると道程が推薦する軍団です。再発も手掛けていますが、道程では彼らのオリジナル作品限定で幅広くラインナップ。もちろんレーベルからのダイレクト卸し。これまでReggaeをあまり聴いて来なかった人にこそ推薦したい、This is Roots Rock Reggae。
道程レコード : https://doteirecords.com